全員が「未経験」に挑戦する~クルー会レポート《10月編①文化祭のことを話そう》~
10月28日(水)にコルクラボクルー会が開催されました。毎月発行の「クルー会レポート」では当日の様子をダイジェストでお伝えしています。
今回の内容は、11月22日(日)に開催されるコルクラボ文化祭について。書き手はさらです。
パート2(リクルーティング振りかえり・投資企画・誕生日本編)もぜひ読んでくださいね。
※クルー会とは?
オンラインコミュニティ、コルクラボの月2回の定例会のひとつ。第2週目開催は「ゲスト会」、第4週目開催は「クルー会」と呼ばれています。クルー会では、メンバーがコルクラボの活動として進めているプロジェクトの発表や報告を行います。
(ゲスト会では毎回テーマを掲げてゲストをお招きし、コルクラボの主宰である佐渡島庸平さんとの対談を行っています)
情報の拡散とこれまでの文化祭
まず、コルクラボ広報担当のありぺいから、「#コルクラボ文化祭」タグでのSNSシェアについて呼びかけがありました。コルクラボ外はもちろんですが、内部にもまだまだ「文化祭ってなに…?」という人がいるので、内外両方に向けて、情報提供と認知度UPの取り組みをしていきます。
続いて今回の文化祭リーダーのハマーから、過去のコルクラボ文化祭の様子・来場者インタビューの動画シェアがあり、初めて文化祭に参加するメンバーに雰囲気の共有が行われました。
さらにサディからは、「なぜ文化祭なのか?」「どうして文化祭を続けているのか?」といった内容について、コメントと説明がありました。
・コルクラボの面白さは「みんなが仲良くなっていくこと」だと思っている。
・会社員時代、自分は仕事を通じて人と関係性を築いていると思っていたけど、会社を辞めたらほとんどの人と関わりが薄くなった。仕事上での「仲がいい」は仕事でしか結びついていないと思って、仕事に関係のない縁がほしいと感じるようになった。
・コルクラボを始めてコミュニティについて考えた時、学校の仕組みはよくできているとわかった。勉強・運動・遊び etc...学校にはいろんな人の「出番」がある。
・「出番」のできるイベントを作るに際して、コルクラボのメンバーには「運動会」ではなく「文化祭」の方が合っているのでは?と考えた。
・そして初めての文化祭を開催した時、びっくりするほどみんな自由に好きな企画を立ててくれた。そのこと自体が面白い!と思って、2回目・3回目を味わいたいなーと感じたから、続けて開催することにしている。
・さらに、コルクラボメンバーからのリクエストで山田ズーニーさんとの対談をしたことがきっかけで「コルクラボ漫画専科」が立ち上がったり、漫画専科で漫画家さんに伝えている「好きのおすそわけ」というワードもラボ発だったりと、コルクラボきっかけで僕の人生も変化している。
仕事以外で人が仲良くなるには、他者の素敵なところを見つけてお互いの「出番」をつくると良い。出番があればだれもが自由に新しい事にチャレンジできて、楽しみながら人生も変化していく。コルクラボでは文化祭を通しても、そういう流れができているようですね。
今年の文化祭コンテンツをシェア
「はみだそう」をテーマにした今年のコルクラボ文化祭は、全てのイベントをオンラインで開催するため、zoomを6本設置し(一部コンテンツはYouTubeにて配信)対談や読書会など、例年に劣らない多数のコンテンツを提供します!
クルー会時点で一部コンテンツは企画内容を精査中でしたが、リーダーのハマーが気になっているコンテンツを中心に、各担当者がコルクラボメンバーに向けて企画概要のプレゼンを行いました。
【コルクラボならではの企画】
・文化祭特別対談 編集者の『ちがいと同じ』 -違いを作り、ヒット作を生み出す方法
→サディ×ヒット作担当編集者2名によるYouTube限定配信トークイベント。対談だけでなく、入場者からの特別質問コーナーも。
・「なぜ君は総理大臣になれないのか」参加型対話イベント 制作陣と映画を語ろう
→ロングランヒット映画の制作陣をゲストに迎え、制作現場の裏話を聞けるイベント。制作陣と入場者が感想を語り合う参加型対話イベントです。
普段の生活では聞くことのできないこと、体験することのできないことを、コルクラボ文化祭を通して体験してほしいなという趣旨になっています。
【お子さまが参加できる企画】
・世界で一つのカレンダーを作ろう♪
→コルクラボ内の「おもろい教育プロジェクト」が発信する、カレンダーづくりの実験ワークショップ。当日選んだお題を使って、自由な表現に挑戦しようという企画です。
メンバーの好き・興味に基づくイベントで、いろんな場所からたくさんの得意を集めて、世界で一つの作品を作ろうというオンラインならではの企画ができあがりました。
【コルクラボらしい企画】
・文化祭ラウンジ&ガイド
→ポッドキャスト部によるイベント待合室型の文化祭専用ラジオ局。参加者・文化祭運営メンバーなどへのインタビューや当日のイベント告知のほか、2種類のワークショップも予定。
・「スパイゲーム」 あなたは絶対だまされる
→演劇部プレゼンツ「視聴者vs.演劇部」の参加型ワークショップ。視聴者が、サディを含む演劇部メンバーの嘘を見破れるのかにチャレンジ。上演後には誰でも参加可能な演劇ワークショップもご用意しています。
他にも、コルクラボ文化祭でおなじみの読書会や、新しい企画としてVR体験など、同時並行で様々なコンテンツがありますよ!
コルクラボ文化祭の特設HPはこちら↓
https://corklab-fes.com/
今回の企画説明パートでは、当日のファシリテーションや裏方お手伝いの呼びかけも同時に行われていて、説明中に早速メンバーからチャットで手があがっていました。
リーダーの、文化祭にかける想い
今回の文化祭を開催するまでの出来事・想いや、開催まであと1ヶ月という今、考えていることなどを、ハマーとサディに聞きました。
▼ハマー談
・「完全オンライン開催」という、誰も想像・イメージでがきない中でメンバーとゼロベースで話をしてきた。何をやったら楽しいのかの想定を積み重ね、プロジェクトを進めている。
・「オンラインで何をしたら楽しいのか?」が分からない中なのに、面白い企画がどんどん上がってきて、自分も聞きたい・参加したいものがたくさんある。でもその企画に対して実は、僕からは何も働きかけはしていないんです。
・過去の文化祭ゲストだった佐伯ポインティさんは今や超有名になっているし、初代文化祭リーダーのやっちは「劇団ノーミーツ」を主催して受賞している。前回、演劇部コンテンツを提供してくれたまぁさはオンラインCMに出演するなど、これからも色んな人と関わりながら文化祭コンテンツを作れたら面白い。
▼サディ談
・最近コルクラボに入ったメンバーは、完全オンラインの状況で参加し始めた。リアルではない人間関係はなかなか熱されないが、その中で残った人たちは強い絆を作る。さらに文化祭のようなイベントがあるともっと仲良くなるよね。
・コルクラボはクリエイティビティが高く、文化祭用に作っているマーダーミステリーゲームも演劇ワークショップも面白いし、ポッドキャスト部のように継続することで人間関係を作ってきたコンテンツが企画提供をしたりしている。オンライン開催ならちょっとだけ参加もしやすいから、過去参加できなかったような人が来てくれるのが楽しみ。
・仕事だと「待つ」ことができないが、コルクラボのイベントだとそれができる。合宿など他のイベントでも、全体像が分からないまま当日を迎えて「すごい面白いじゃん!」と思える。
未経験・ゼロから何かを始める時は、最初からゴールを決めすぎずに、アイディアを出しやすいようにまず仲良くなるベースづくりがあるといいのかもしれません。働きかけすぎず、急かしすぎず、目の前のことを面白がりながらひとつのことに向かっていったひとつの結果が、コルクラボ文化祭では見られそうですね。
「文化祭のことを話そう編」はここまでです。次回パート2の「リクルーティング振りかえり・投資企画・誕生日本編」はありぺいが書いてくれました。お楽しみに!
コルクラボでは定期的にメンバーを募集しています。少しでも興味を持っていただけたらこちらもぜひお読みください。