「なぜ」を聞くのは面白い~クルー会レポート《10月編②リクルーティング振りかえり・投資企画・誕生日本》~
10月28日(水)にコルクラボクルー会(※)が開催されました。毎月発行の「クルー会レポート」では当日の様子をダイジェストでお伝えしています。
今回の内容は、リクルーティング振りかえり・投資企画・誕生日本について。書き手はありぺいです。
パート1(文化祭編)もぜひ読んでくださいね。
※クルー会とは?
オンラインコミュニティ、コルクラボの月2回の定例会のひとつ。第2週目開催は「ゲスト会」、第4週目開催は「クルー会」と呼ばれています。
クルー会では、メンバーがコルクラボの活動として進めているプロジェクトの発表や報告を行います。
(ゲスト会では毎回テーマを掲げてゲストをお招きし、コルクラボの主宰である佐渡島庸平さんとの対談を行っています)
1.10期リクルーティング振り返り
8月に入会した10期生のリクルーティング活動を経て、今回のリクルーティング活動のリーダーであるO氏から振り返りが共有されました。
■リクルーティング活動の目的
主目的:ラボ活動を疑似体験してもらい、早い段階からラボの活動イメージを持ってもらう
副目的①:10期生同士の積極的かつ深い交流機会の創出
副目的②:発表会を”既存生が新規生の「人となり」を知る場”にする
この目的を達成するため、新メンバーがはじめに取り組む課題(※)の形式が今までとは大きく異なりました。
今回の課題は「もし自分(達)がラボでオンラインイベントを早速企画するなら?」を考えプレゼンすること。
コルクラボでの関わり方は様々ですが、イベントを企画する・参加するなどは日々行われているラボ活動。発表会後もすぐに活かせるという意味で「疑似体験」ができる課題となりました。
※9期までの課題:運営が組んだ3~4人のチームで課題本「詩学」を読み、「ヒットするコンテンツとは?」についての発表を行う
◆副目的①:10期生同士の積極的で深い交流機会の創出
プレゼンをするにあたり、企画のためのチームの組み方も関わり方も自由でした。そのため、9期までの班活動より多くのメンバーとコミュニケーションを取りやすい仕組みとなっていました。
◆副目的②:発表会を”既存生が新規生の「人となり」を知る場”にする
9期までの詩学の発表では、ヒットするコンテンツについてどのような解釈を持っているかを知ることはできるものの、人となりまでは知ることができませんでした。しかし、今回は「イベントを企画するならどうするか」を発表することになるため、発表者の人となりを垣間見ることができました。
イベント企画のイメージイラスト。(デザイン:ふく)
■リクルーティングの結果は?
10期生向けのアンケートの結果もシェアされました。
①ラボ活動のイメージはできましたか?
:5段階中の4以上をつけた人が7割以上。
②ラボ内で同期と何人以上知り合いになれましたか?
:3割が10人以上。
以上の結果より、目的としていたラボ活動の疑似体験および同期間のつながりについてはある程度満たせたと捉えているとのことでした。
内容のシェアが終わってからは、手伝ってくれたメンバーの紹介もありました。ラボメンが協力しあって進めてきたリクルーティング活動もこれにて終了です。
10期生にとってはこれからがスタート。それぞれがそれぞれの関わり方でラボ活動を楽しんでもらいたいと思います。
今回の振り返りが、次回11期にどう活きてくるかも楽しみですね。
2.投資企画
つづいては、投資企画パートへ。投資企画では条件をクリアすることで、ラボメンの会費10万円分を部活やプロジェクトのチャレンジに使う権利を得ることができます。
■投資企画概要
・部活、プロジェクト単位(3人以上)でエントリー
・資金の使い道、企画内容、ラボメンメリットなどをプレゼン
・受付は3組まで、持ち時間は各4分
・プレゼン終了後、メンバーの投票によって
『投票TOP企画』or『メンバーからの9割の支持を得た』
企画に対して10万円の活動資金を支給します
・(今回の場合)資金は2021年3月までに消化、定例会で活動報告すること
※活動は運営メンバーも支援します
今までには、以下のような企画が採用されています。
今回のエントリーは二組。
一組目は、コルクラボ文化祭へラボメンを招待するため、二組目はコルクラボギルドに追加発注するためのエントリーでした。
一組目:コルクラボ文化祭へラボメンを招待
文化祭実行委員長のハマーより。初のオンライン開催となる文化祭にぜひ参加してみてほしいとの思いから、無料で参加するメンバーを増やすためにエントリーしたとのこと。
二組目:コルクラボギルドに追加発注
ゲーム開発会社のメンバーより。コルクラボから生まれた会社、コルクラボギルドに発注しているHP制作のページに、追加でゲームクリエイター×ストレングスファインダーのページを作成したいとの思いでエントリーしたとのこと。
投票の結果、今回は一組目のみが採用されることになりました。二組目の採用が叶わなかったのは残念でしたが、どちらの企画もチャレンジしたい前向きな気持ちが伝わってくるプレゼンでした。
3.誕生日本
毎月、誕生月のメンバーに主催・サディが本を贈る「誕生日本」企画。
どんな気持ちになりたいかでそれぞれ本を贈ってもらったので、気になるものがあればぜひ読んでみてくださいね。
<何かにのめりこみたいあなたへ>
BLUE GIANT/石塚真一
<テンションをあげたい・笑いたいあなたへ>
黄金のラフ/なかいま強
柔道部物語/小林まこと
<編集について学びたいあなたへ>
才能をひらく編集工学/安藤昭子
<暗闇の中を進む勇気がほしいあなたへ>
エンデュアランス号漂流記/アーネスト・シャクルトン
<年を重ねたからこそ見える世界を味わえる小説を読みたいあなたへ>
葬送/平野啓一郎
<医療のイメージを変化させたいあなたへ>
愛/苫野一徳
<働くことの価値観をアップデートしたいあなたへ>
働かない「怠けもの」と呼ばれた人たち/トム・ルッツ
<わくわくする歴史冒険物語を知りたいあなたへ>
ヴィンランド・サガ/幸村誠
真相/マイク・タイソン
<いい女になりたいあなたへ>
ねにもつタイプ/岸本佐和子
<自意識から解放されたいあなたへ>
じぶん・この不思議な存在/鷲田清一
他の人向けのおすすめだとしても、同じような悩みや想いを抱えているとつい買いたくなってしまうようで、贈られたラボメン以外からも「気になる……」「買いたい」とのコメントが続々と寄せられていました。
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今回のレポートではリクルーティングで実行したこと、投資企画でチャレンジするつもりのこと、誕生日本では贈る本のことをレポートしました。
発表内容に関わっていなくても、「なぜ」それをする(した)のかを聞くのは面白いですね。今後のクルー会レポートも、起こった事実はもちろん、その理由もていねいに伝え続けていきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
「リクルーティング振りかえり・投資企画・誕生日本編」はここまでです。前回パート1の「コルクラボ文化祭について話そう」はさらが書いてくれました。こちらもぜひご一読くださいね!
コルクラボでは定期的にメンバーを募集しています。少しでも興味を持っていただけたらこちらもぜひお読みください。