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身の回りのことや人生を、「編集」の考え方でとらえ直そう|コルクラボ2025
安心できる居場所の大切さを認識し、自分も他者も居やすいための「いいコミュニティづくり」とは何か。
コミュニティについて学ぶコルクラボでは、そのためのコミュニケーションのあり方を実践しながら、考えてきました。
また、「居やすい」について考えることは、自分と他者について考えることでもあります。
「自分の安全安心を知る」。
これは、コルクラボが掲げる行動指針の一番目にくるものです。
まずは、自分が何を好み、自分はどんなときに心地よく、はたまた緊張したり不快に感じるか。自分について理解を深めることが前提にあり、その次に、自分とはまったく異なる他者を知ることができるからです。
コルクラボでは、自己理解や他者理解を深めるためのツールとして、FFS理論やストレングス・ファインダーを取り入れていたりもします。
同時に、いいコミュニティについての仮説で設計された「庭」のような中だからこそ叶う、いま必要な学び合いを続けてもきました。
たとえば2024年は、AIが持ち得ないものはなんだろう? と身体や感情をテーマに、理解を深めることをしました。
そんな流れから、2025年の1年間に掲げたテーマは、「編集」です。
この世界にあるモノ・コトはほとんど、誰かの意図によって編集されています。そこに自覚的でいるかそうでないかだけで、見える景色や受け取れる情報は変わってきます。
情報を集めて、情報の順番を変え、整理し、削り、新しいストーリーを生み出して、理解し直すこと。それが編集です。
そう考えると、自分の人生や身の回りのこともすべて、「編集」の考え方でとらえ直すことができます。
編集の基礎となる思考のしかたを得て、自分の人生をより豊かにしていく。
これまでもコルクラボというコミュニティは、この中に居ることでメンバーが影響し合い、ゆっくりと変化し、お互いの才能を開いてきました。
編集によって相互作用が加速しそうな一年が、始まったばかりです。
ゲストを招いて「編集思考」に広く深く触れる
◾️25年1月〜のゲストとテーマ
1月:自前のメディアを持たない編集者は、何を編集するの?
◾️竹村俊助さん/株式会社株式会社WORDS代表取締役
◾️ 今井雄紀さん/株式会社ツドイ代表
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1月:人生を、編集する
◾️佐伯ポインティさん/株式会社佐伯ポインティCEO
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2月:編集者がマンガの歴史を作るのにどう関与した?
◾️白井勝也さん/株式会社ヒーローズ代表取締役社長。『ビッグコミックスピリッツ』創刊編集長
2月:「FFS理論」で、自分とチームを編集する
◾️古野俊幸さん/株式会社ヒューマンロジック研究所 代表取締役
3月:「しやすい」の作りかた〜 編集とは情報を伝わりやすくすること〜
◾️下地寛也さん/コクヨ株式会社ワークスタイルコンサルタント。エスケイブレイン代表
4月:「世界観」はどうデザインする?
◾️岩渕正樹さん/デザイン実践者・研究者・教育者。東北大学特任准教授。
5月:ぴったりくる言葉をどう見つけるのか?
◾️古田徹也さん/東京大学大学院人文社会系研究科准教授。西洋近現代の哲学・倫理学を研究。
6月:身体からの微かな言葉を聞き取り、繊細なものを編集する
◾️尹雄大さん/インタビュアー、作家
2025年1月〜12月まで、編集にちなんだ約15名のゲストをお迎えする予定です。
22期メンバー入会は、25年4月予定
次回の入会受付は決定次第、お知らせします!
コルクラボが気になるかたは、下記リンクより「事前登録」をどうぞ。
◆募集対象者
メンバーと、積極的にコミュニケーションを取ろうという意識のあるかた
◆募集人数
未定
◆開催場所
オンライン
東京(渋谷)、福岡、広島、北海道など
◆参加費
11,000円(税込)/月
高校生以下 3,300 (税込)/月
コルクラボ情報はXから
昨日は「編集」をテーマにした初のゲスト会。
— コルクラボ・公式 (@corklab) January 9, 2025
「編集」は情報をまず「集める」。情報の順番やつながりを入れ替えながら(「編み」ながら)、流れをつくっていく。編集者は文化をつくっていく存在、などなど。
とても刺激的なお話が聞けて、楽しい時間でした!
みんなはどんな話が印象に残った?