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福岡で暮らしながら、0歳の娘と参加するコルクラボ。2年つづけられたのは、価値観や感性でつながる友だちと出会えたから

「距離や時間の制約があっても、コルクラボの楽しみ方はもっと広がる」と弾けるような笑顔で語るのは、福岡在住、コルクラボ歴2年の小野 亜矢子さん。

今年1月に第1子を出産した後も「今どうしたい?」「何ができる?」と自分に問いかける姿勢と、そんな自分を見守ってくれる「友だち」とのつながりを大切にしながら、コルクラボの活動を続けています。そんな彼女を、多くのコルクラボメンバーたちが応援しています。

はじめまして、コルクラボの広報担当・池田きゅうたろうです。
コルクラボは、2020年8月15日(土)から10期生を一般募集します。また、一般募集に先立ち、地方・海外在住の方向けに8月6日(木)~14日(金)に先行募集を実施します。(募集ページはこちら

コルクラボに興味を持ってくださっている方に、ラボの雰囲気を感じてもらいたい。またラボメン(コルクラボメンバー)をもっと知ってもらいたい。そこで立ち上がったのが、今回から始まる「私のラボの歩き方」シリーズ。5回にわたり、地方で暮らすラボメンにフォーカスして紹介します。

初回は、コルクラボ歴2年、福岡在住のヨガインストラクターであり、一児の母でもある小野 亜矢子さん。通称アヤペー。「コルクラボで、話してみたい地方在住者といえば?」と聞くと、必ず名前があがってくる人です。

アヤペーが考えるコルクラボの楽しみ方、そして実際に2年間どうコルクラボを楽しんできたのか、これからチャレンジしていきたいことは何か。ぎゅっと詰め込んだインタビュー記事をどうぞ。なお、コルクラボでは「タメ語」で話す文化があります。このインタビュー本文でも「タメ語」トークをぜひお楽しみください。

アヤペーアップ (2)

アヤペー/小野 亜矢子
note @amamiku / twitter @ayako1492
2018年6月 コルクラボ入会。福岡在住。2020年1月に女の子を出産し、現在は子育てを楽しみながらコルクラボに参加中。コルクラボでは、第3回・第4回コルクラボ合宿や第1回文化祭に参加。ヨガ講師歴18年。マンガ『宇宙兄弟』が好き。

オンライン化の流れが加速したことで、楽しみ方が増えた

ーー改めて、出産おめでとう!最近のコルクラボイベント(オンライン)には、お子さんと一緒によく参加しているみたいだね。

わぁ、ありがとう!!
私はまだ娘が小さいから、気軽に入退室できるオンラインイベントは正直すごくありがたい!
娘の映像を見たラボメンから「大きくなったね~」と言われると私も嬉しいし、子育て中のメンバーが多いから相談に乗ってもらえるのは心強いよ、本当に。

もともと東京開催を中心としたオフラインのイベントが多かったコルクラボだけど、コロナ禍でここ数か月はかなりオンラインイベントが増えた印象があるね。参加したいイベントがどんどん増えてちょっと困っているくらい(笑)

アヤペー まほろ3

▲お子さんと一緒にインタビューを受けるアヤペー

そうそう、つい先日、主催の一人としてオンラインイベントを企画したんだ。同じく地方在住の うっちゃん と一緒に、地方の良さを方言で話す「方言まるだしzoom」というイベント。めちゃくちゃ楽しい時間を娘と体験できて幸せだった♡

ーーアヤペーがコルクラボに入った2年前は地方在住者も今ほど多くなかったよね。入会のきっかけは何だったの?

もともとは、サディ(佐渡島庸平さん)に対する興味・関心が強かったから。特に『WE ARE LONELY,BUT NOT ALONE. 』を読んで、サディが捉える「編集」や「届け方」が、「もっと多くの人にヨガを伝えるために何が必要?」という問いのヒントになったことが大きかったな。フィジカルな面だけではなく、心や感情などのメンタル面を伝えたくて迷っていた時期だったから、とても響いたんだ。

あとは、入会前に聞いたpodcast部の「コルクラボの温度」で特別編の「感情とは?」シリーズがとても面白くて、こういうことを話せる場がほしい!って思ったんだ。

ーーおお!「コルクラボの温度」も聞いていてくれていたんだ。嬉しい!私もそのシリーズが大好き。特に好きな回はある?

「恥」の回!「恥って何だろう?」と考えることはヨガと通じる部分がとても大きいけど、日常生活で話すことってあまりない。でも、コルクラボではそういう話ができる人たちがいるんじゃないかという期待が大きかったな。

サディとアヤペー

▲ヨガの話で盛り上がるサディ(左)とアヤペー(右)

合宿でラボメンと初対面。これが私の「聖なる一歩」だった

ーーアヤペー自身のヨガとの向き合い方が、コルクラボの文化や考え方と通じるものがあったんだね。とはいえ、正直なところ入会後はどう感じた?

入会前から、コルクラボのtwitterやpodcastで情報を集めていたから、イメージのギャップはそれほどなかったよ。

ただ私は福岡在住で、コルクラボメンバーの多くは関東在住。初のオフラインイベントとして参加した第3回コルクラボ合宿 in 奄美大島では、実はかなりドキドキしていたんだよね...!

でも合宿はラボメンと会える貴重な機会。サディからの「奄美合宿においでよ」という後押しもあって、自分から一歩踏み出すことにしたの。

ーーなるほど。アヤぺーにとっての「聖なる一歩」は合宿だったんだ!(注・コルクラボでは、緊張や不安を抱えながらも自ら新しいことに一歩踏み出す勇気や行動を「聖なる一歩」と言い、それを応援する文化があります。)

うん、そうだね。事前に参加者のプロフィールをチェックしたり、その人のブログやnoteを読んだりして、かなり情報を集めていた。だから合宿中は「この人があのブログの人か...!」と再確認の連続だったんだ。

そこからは「みんなのことをもっと知りたい!」「もっと話したい!」という気持ちがあふれすぎて、とにかくたくさんしゃべっていた。深夜までサディにツッコミを入れながら話したことは良い思い出だよ(笑)

奄美の夜

▲奄美の夜に、寝たフリをする3人。手前がアヤペー。

ーーサディへのツッコミ...それはアヤペーだからできたことかもしれないね(笑)

そうかな?(笑)
とはいえ、合宿での流れは、まさにコルクラボでおススメされている「オンラインで知り合ってオフラインでさらに仲良くなる」の実体験だったし、実際に会って話したときのハードルを低く感じたのはこのときだったな。

「今の自分はどうしたい?何ができる?」をベースに、自分のペースで参加する

ーーその他にも、コルクラボの文化を感じたことはある?

妊娠中や出産直後は、参加できないことも多くて。そんな中であるとき「(休むことで)浦島太郎になるのは不安じゃない?」って質問されたことがあったの。でも私の場合、その不安はなかった。「わかんない」って言ったら、誰かが教えてくれると信じていたんだよね。

ーーそれはすごい!どうしてそこまで信じられたんだろう?

妊娠報告ブログを投稿したときに、会ったこともないラボメンからたくさんの「おめでとう!」を受け取ったの!遠くにいても、誰かが自分のことを知ってくれている安心感はずっとずっとある。それは当時は居場所というよりは「いてもいい」という安心感に近いものだったかもしれないけど。

地方在住だったり子育て中だったりと、なかなか部活やイベントの活動に参加できないのは事実。そこに寂しさがないと言えば、嘘になる。

だけど物理的な距離は変えられないし、入会を決意したのは自分。ライフイベントによって時間の優先順位が変わることも受け入れて「自分がもっと楽しむには、どうすればいい?」と考え続けているよ。

ーーただ待っているだけじゃなくて、自分から考えて動くことが大事だよね。

うん、でもね、もちろん一人で考えるだけでは限界がある。小さな娘と一緒に参加するには時間的な制約がどうしてもある。だからこそ、相談できるラボメンがいることはありがたい。「参加できないことに引け目を感じる必要はない、参加したいときにすればいいんだよ」と言ってくれる人が大勢いる。頼ることを肯定する考えが根付いているのは、コルクラボの良さだよね。

iOS からアップロードされた画像 (1)

▲コルクラボ文化祭でのアヤペー(右)

大人になってできた「友だち」は、価値観や感性でつながっている。その関係を、これからも大切にあたためていきたい

ーーコルクラボで、これからどんなことをやっていきたい?

第2回「方言まるだしzoom」を近いうちに開催したい!いや、開催する!!(笑)

方言を話しながら、地方の名産を紹介しあう。ラジオ番組のように、参加者に名産をプレゼントするのもいいなぁ、なんて考えを膨らませてすでに楽しんでいるよ(笑)
自分のちょっとした行動で喜んでくれる人がいるとしたら、こんなに嬉しいことはないよね。

ーーすごく頑張って息切れするんじゃなくて、自分ができることをちょっとずつやることで、楽しく長く続けられるんだね。

うん、私はそう思う。

ところで話は少し変わるんだけど、「友だち」と「知人」の違いって何だと思う?

ーー「友だち」と「知人」には、親密度や相互理解の深さに違いがありそう。アヤペーはどう思う?

そうだね、私にとって「友だち」とは相手を深く知ること。自分の大事な価値観や本質的な部分を知ってもらうこと。そのために必要なのが「対話」だったり、自分から相手に近づく勇気だったり。近づいて拒絶されるかもしれないという不安は、もちろん私にもあるよ。

でも、近づいたからこそ得られる濃い関係は必ずある。

コルクラボに入って、会社の付き合いや幼馴染とは違う「友だち」が増えたことは、とても貴重な体験だったの。しかも、その「友だち」は、日常生活では話す機会すらない高校生・編集者・マンガ家さんたち。年齢・職業に関係なく、価値観や興味、関心でつながっているのって、とっても素敵だよね!

だからこれからも大切な「友だち」をもっと知りたい!仲を深めたい!という気持ちを軸に、自分なりにコルクラボを楽しんでいく予定!もちろん自分のペースでね。

ーー大人になって「友だち」をつくるには、自発的な対話コミュニケーションが必要という考え方は、とてもわかる。そしてそんな「友だち」を大切にしたいと思うアヤペー自身も素敵だと思ったよ。アヤペー、今日はどうもありがとう!

ヤシの木

アヤペーのインタビュー記事は、これでおしまいです。
お読みいただき、ありがとうございました。

話し手:アヤペー / 小野亜矢子
書き手:池田きゅうたろう

コルクラボは、10期生を募集します。
また今回の募集では、地方・海外在住の方向けに、先行募集を8月6日より開始します。

少しでも興味をお持ちいただけたようでしたら、こちらをぜひご覧ください。

#コルクラボ #私のラボの歩き方 #コルクラボガーデン



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