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頼り方をアップデートする~クルー会レポート≪12月編①文化祭振り返りワーク≫~
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頼り方をアップデートする~クルー会レポート≪12月編①文化祭振り返りワーク≫~

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12月23日(水)にコルクラボクルー会(※)が開催されました。毎月発行の「クルー会レポート」では当日の様子をダイジェストでお伝えしています。

今回の内容は、文化祭振り返りワークについて。書き手はさらです。

※クルー会とは?
オンラインコミュニティ、コルクラボの月2回の定例のひとつ。第2週目開催は「ゲスト会」、第4週目開催は「クルー会」と呼ばれています。
クルー会では、メンバーがコルクラボの活動として進めているプロジェクトの発表や報告を行います。
(ゲスト会では毎回テーマを掲げてゲストをお招きし、コルクラボの主宰である佐渡島庸平さんとの対談を行っています)

今回のクルー会では、アイスブレイクとして「最近たのしみなこと」をブレイクアウトルームに分かれて話したあとに、本題の文化祭振り返りワークに入りました。

▼振り返りワークの内容

11月22日に開催された3回目のコルクラボ文化祭から約1ヶ月。12月23日のクルー会では、文化祭実行委員の主要メンバーを中心に振り返りワークが行われました。
文化祭の数字で分かる結果と、振り返りポイントはこちら。

・初のオンライン開催
・文化祭企画総数21個
・来場者は192名(ラボメン・来場者・事後視聴購入者含)
・約6万円の黒字収支(直前まで赤字予測での進行)
・7チーム(統括設計チーム、本部企画チーム、部活企画チーム、ラボ内外広報チーム、HPデザインチーム、オンライン設計チーム、当日運営チーム)に分かれて運営
・仮説:コミュニティ(コルクラボ)のプロジェクトはいつも似たポイントで躓いているのでは?
・振り返りポイント:
 ・リーダーの役割って?
 ・目的・目標の位置づけ
 ・人の巻き込み方&巻き込まれ方
 ・チームづくり

今回の振り返りワークは、サディの文化祭へのコメントから始まり、上記ポイントを念頭に文化祭リーダーのハマー、実行委員のさちえるさんぼんと、サディの4人で行われました。

▽サディからコメント

サディ:
高校の文化祭って、お客さんを楽しませるんじゃなくて自分たちが楽しむものだと思う。
今回、オンラインでたくさんの企画があって、みんながわいわいがやがや自分たちの好きなことをやっていて、「好きのお裾分け」をが外に飛び出した感じがあってすごく良かったと思った。
毎回文化祭では、出ずっぱりでも人に会える感覚があったけど、オンラインだとそうはいかなくて、代わりにみんなのツイッターとかを見て楽しそうだなっていうのが感じられる、そういうのがいつもと違うところだね。
色んなイベント見てて、Podcast部が一日中放送をやってたり、オンラインなのにカフェがあってだらだらみんなでしゃべれたり、すごいと思ったよ。
あれは居場所や居心地を大事にしてるからだなと思った。

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▼リーダーの役割って?

ハマー:
今回、コミュニティの中でのプロジェクトリーダーを初めてやって、一貫して「動機付けが難しい」と思ってた。
何がやりたいか分からない人を誘い、誘う時にやりたいことを聞いて、ってしてたけど、「この人はこういうことがやりたいからこれをやってみよう」という会社のように長くいる場なら分かることが、コミュニティだと分かりづらい。
僕のコミュニケーションが足りてないんだなということを感じたし、「リーダーってこうやるもの」っていうイメージが自分の中にも相手の中にもあるんだなということを実感した。

さんぼん:
私は利害関係のないコミュニティにいることが多くて、典型的なコミュニケーションは、リーダーがみんなが楽しめる目標を立てて、みんなが自分のできることをする・巻き込まれたそうにするっていう形だった。
ハマーは「みんなは何がしたい?」ってひとりひとりを大切にする向きが強かったから、ハマーの大きな夢みたいなものがあったら良かったなと思う。
とはいえ、じゃあ自分がリーダーになった時に、みんなが楽しめる大きな目標を立てられるかというと、難しいことだなと。
実際には地道な作業が多いから、それをやってもらいながら楽しんでもらうっていうのは難しい。だから毎年同じ問題が発生するんだと思う。

▽目的・目標の位置づけ

サディ:
「作業」って何だろうね?っていつも思うんだ。
お坊さんは毎朝掃除をすることを作業と思っていないよね。若いお坊さんだけが掃除をさせられてるわけじゃなくて、掃除をすることで「生きる」を考えてる。
ぼくはメールを返すのも、レストランを予約するのも、FAXを配るのも、すごい人と対談するのも、どうやったら全部同列になるだろうっていつも考えてて。全部について「僕が今の時間を楽しく生きることができてるか」って軸で向き合おうとしてるんだ。
会社にいると結果が欲しくてしかたないから、結果や目的に囚われるよね。
でも、誰かに連絡を取るのでも、それをきっかけに相手と仲良くなろう・相手を知ろうとするなら「作業」にならなくて、全然違う意味を持つ。
全部のことに、自分の楽しみを見つける見つけ方を、いつも考えてる。

ハマー:
HP更新をしてくれたやまかつが、「作業にしたくない」って言ってた。
僕は、作業はプラスもマイナスもない、楽しい時も楽しくない時もあるスポーツの基礎練習と同じ「ただやるもの」だと思ってたから、楽しくやるっていうのが難しいなと思ったよ。

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▼人の巻き込み方&巻き込まれ方

さちえる:
実行委員をやっての一番の学びは、巻き込まれるのも巻き込み力もちょう大事!っていうこと。
人にお願いする時に遠慮したり、「相手がやりたいか分からないのにお願いするのもな…」と思って、頼ることにハードルがあったけど、頼ったらすごく助かったし、みんなも巻き込まれて良かったって言ってくれた。
その結果、本当は巻き込まれたい人がたくさんいたのに、巻き込めなかったのでは?とも思ったんだよね。
「巻き込んでしまってよろしんでしょうか?」っていうスタンスが間違ってた。

サディ:
最近あんまり人間関係で「貸し借り」っていう考えをしないんだ。
貸し借りを個人間で完結させずに社会で返して回していくっていう考えで行動するようにしてる。閉じた関係を求めてる人からすると、貸しを返してもらえなくてむかつくこともあると思うけど、開いたスタンスを知ってる人とはいい関係が築けるよね。

さちえる:
貸し借りの意識はすごく強かった。頼ってしまったら返さないといけないし、返せるかわからないから頼れない。

サディ:
その人に返さなくてもいいし、時期も変えていいよ。
あと、巻き込まれる時に、しんどくなったら「しんどい」「やめる」って言えるための練習も重要だよね。

さちえる:
巻き込まれたかったって人がたくさんいたことが後から分かって、「言ってよ!」って思ったけど(笑)自分の時間でどのくらいできるかわからない、大事な役割でヘマしたくないって思いがあったっていうのもその時に聞いて。「もう無理!」って言えるのも大事だよね。

ハマー:
僕もメンバーを誘ってる時に「コミットできない」っていうのをたくさん聞いたよ。責任を取る意味での「コミット」の使い方をしてる人が多いよね。
例えばフリーランスだと、「事業の責任を取ります」ではなくて「ここの部分はやります」っていう仕事がよくある。プロジェクトに参加する時に、全部責任を取りますっていう雰囲気になるのが良くないんだろうなって感じた。
切り分けて、お互いが分担できると、やりやすさって変わっただろうなと。

さんぼん:
利害関係のないコミュニティが好きなのは、絶対やりません!てちゃぶ台を返せるところ。会社だと言えないけど、こういうコミュニティは強気が最終担保されてる。

サディ:
会社でもほんとは一緒なんじゃない?そこから議論をするのが重要だと思う。
「ちゃぶ台返し」の概念の問題で、「Aをひっくり返してBにしよう!→その結果新しいCが生まれる」って成功体験をしてると、それはちゃぶ台返しじゃなくて「違和感を言う」ってことに近くなると思う。
みんな、違和感を言って怒られたみたいな、成功体験になってない経験が多いんじゃないかと思うんだ。
例えば、ハマーが「リーダーむっちゃ辛い」って言ってきたから一緒にサウナでじっくり話したんだけど、それは「むっちゃ辛い」って言ってくれないとじっくり話すことにつがならない。言ったことによって生まれた時間だし、言ったことによって他の人から知見がもらえるっていう成功体験に今回なったよね。
「出番」て言葉が重要だなと思うのは、「言われたらやったのに」って言う人は自分の能力が自分で分かってなくて、出番にしてくれたらやれるって人がたくさんいると思うから。頼むことは相手の出番を用意するってことだよね。
すごく重要なのは、自分が雑用だと思ってることが他人にはやりがいのある仕事かもしれないってこと。雑用だと思うのはその仕事を差別する意識がすでに入ってると思うんだ。

▽チームづくり

ハマー:
プロジェクトを始めて難しいなと思ったのは、ひとりで始めてディレクションもやっていかなきゃいけないところ。
プロデュース・ディレクションの役割を分けて進めるのは重要だと思う。ひとりでやろうとすると、自分のやりたいとみんなのやりたいを消化するのが難しいから、企画をすごくやりたい人と環境をプロデュースする人っていう体制を作れるとうまく進むんじゃないかなって気がする。

サディ:
欲望って、会話や創造性で高め合っていくものだと思う。高め合うコミュニケーションが「巻き込む」だと思うんだ。
熱量がすごくある人と冷静な人、みたいな温度差ってすごく暴力的で、テンションの押し付けになったりするよね。

ハマー:
僕も自分でコミュニティを運営してて思うのは、始めた人が一番熱量が高いから自分と同じ熱量の人ってあんまりいなくて、ついてくる人ってしんどいだろうなと。

サディ:
単純に、相手の熱量に合わせたところから、相手の熱量を上げていく、みたいなことができると思う。

ハマー:
一緒に始めるのがいいんじゃないかな。何かを一緒に始めることをきっかけに2人で考えるから、同じような熱量で進んでいくと思う。

さんぼん:
コミュニティにいるなら、ある程度巻き込まれる方が得だと思う。人から欲望を高めてもらうっていうのは新しい概念だと思うから、お互いに反応を練習をするときっともっと楽しいことがラボの中で起きるんじゃないかな。


「文化祭振り返りワーク編」はここまでです。次回パート2の「コルクラボ振り返り&誕生日本編」はありぺいが書いてくれました。お楽しみに!

コルクラボでは定期的にメンバーを募集しています。少しでも興味を持っていただけたらこちらもぜひお読みください。

#コルクラボ #クルー会 #イベントレポート

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コルクラボはコミュニティを実際に作りながら学ぶ、オンラインコミュニティです。「あなたが好きなあなたになる」をキャッチコピーに活動しています。"ドラゴン桜"、"宇宙兄弟"などを手がけた編集者・佐渡島庸平主宰。公式HP:https://lab.corkagency.com/about