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一人ひとりの価値観の違いに触れる〜コルクラボクルー会レポート《7月編①運営アンケート振り返り》~

同じコミュニティでほとんど同じ経験をしているにも関わらず、人や組織について感じていることが全く違う。改善すべきところばかりが気になっていたけど、ある人に話を聞いたら気づいていなかった良い面が見えてきた……。

会社、学校、友人関係などで、同じ場所にいるのに他の人との捉え方の違いに驚いたことはありませんか。

コルクラボでも、ひとりひとりの価値観の違いに改めて気づくような出来事がありました。定期的にメンバーの意見を収集している、運営に対するアンケートの回答結果がシェアされたからです。

コルクラボでは三ヶ月に一回、定期的にメンバーの意見を聞くためにアンケートを取っています。内容はコルクラボの推奨度を1~10の数値で答え、その理由を記載するもの。

今回の記事では、コルクラボリーダーのすないぱーがクルー会(※)で共有してくれたアンケートの結果を紹介します。

このレポートは7月22日(水)のコルラボクルー会のダイジェストです。三回に分けてお届けします。今回の内容は「運営アンケート振り返り」について。書き手はありぺいです。
パート2(活動報告①編)、パート3(活動報告②編)、パート4(誕生日本編)もぜひ読んでくださいね。

※クルー会とは?
オンラインコミュニティ、コルクラボの月2回の定例会のひとつ。第2週目開催は「ゲスト会」、第4週目開催は「クルー会」と呼ばれています。クルー会では、メンバーがコルクラボの活動として進めているプロジェクトの発表や報告を行います。
(ゲスト会では、毎回テーマを掲げてゲストをお招きし、コルクラボの主宰である佐渡島庸平さんとの対談を行っています)

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「リラックス」をテーマにしてスタート。

第四週の水曜日、コルクラボクルー会の日。7月もオンラインでの開催となりました。運営メンバーは開始時間より前にがスタンバイし、入ってくるメンバーを待ち受けてくれます。zoomに入ったら誰かは必ずいる環境は安心感がありますね。

今回の前半のテーマは「リラックス」。メンバーからの報告が前半パートにあるため、最初は話を聞くだけでOKだからです。最近のクルー会はアイスブレイクの後すぐにディスカッションに入ることが多かったので、聞き手ではじまるクルー会は新鮮でした。
クルー会の様子をお伝えするクルー会note。今月もはじめます!

※レポートの仕様上、一部進行順を入れ替えてお届けしています。

▼7月のクルー会のアジェンダはこちら
・運営アンケート結果報告&ディスカッション
・プロジェクト・部活紹介
 ーコルクラボギルド
 ーコーチング部
 ー哲学部
 ー動画制作できるようになろう会プロジェクト
 ーなぜ君応援PJ
 ー合宿PJ
 ー歴史部
 ーbookclub部
・誕生日本


運営体制と方針を改めて共有。

まず、運営アンケートの結果の共有の前にコルクラボ運営がどのような組織で、どのような想いをもって活動しているかを伝えてくれました。

運営メンバーにはいつでも誰でも関わることができるのですが、主軸となる活動にはリーダーがいます。各リーダーは、方向性や予算などの意思決定を行うのが主な役割。今は8月から募集予定の10期リクルート関連、8月の合宿、11月の文化祭などが主に活動中です。

コルクラボは「あなたが好きなあなたになる」を大切にしており、ラボのメンバーと関わることでじぶんの魅力に気づける場となるように運営をしています。

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コミュニティの中にいると、誰がいるのかはわかっても、誰がコアとなって運営しているのか、その目的は何なのかはあまり認識しないまま……なんてこともありますよね。

こうして運営の意図や組織の説明の機会があると、自分が所属しているコミュニティがどのような場であるかを再認識するきっかけになりそうです。

コルクラボをおすすめしたい?

続いて、アンケートの結果の共有です。回答率、推奨度の割合といった数字で見える結果の他に、「あなたはコルクラボを親しい友人にどの程度お勧めしたいと思いますか?」という質問に対しての 具体的なコメントも推奨度別に紹介してくれました。

推奨度が高い人ほどコメントは「楽しい」「うれしい」などシンプルなものでした。一方で、推奨度が低くなると詳細なコメントが増え、その理由も一つや二つではなく複雑なものが増えていったようです。

《結果まとめ》
・オンライン化により参加満足度は上昇

・推奨度高めのコメントには「受け入れる」などのワードが多い。
⇒どんな人でも受け入れる体制が整っていることへの居心地の良さを感じている様子。

・推奨度低めのコメントには様々な理由がある。多かったのは、「ラボでの自分を知られたくない」というコメント。
⇒ラボの外と内とではいくらか振る舞い方が違うため、ラボ外の人を誘うのは少し抵抗がある様子。

「こうなったらいいな」を考えるディスカッション

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最後は、アンケートの内容を踏まえたディスカッション。
コルクラボに
・足りないものはなんだろう
・加えると良さそうなものはなんだろう

ふたつの視点から、zoomのブレイクアウトセッションで小さなグループに分かれて話しました。

約10分間のディスカッションタイムを経て、全体にシェアされた内容の一部がこちら。

・オンライン化によって、ある特定のテーマに関心がある人と話す機会(縦のつながり)が増えた一方で、興味関心が被らない人とは話す機会(横のつながり)が減った。横のつながりを増やしたい

・意見を投げ合う機会が少ない。意見を尊重し合うのはいいことだが、本気で意見を交換することを恐れている部分があるのではないか。

・(表面化してないだけかもしれないけど)これだけの人が集まっていて恋愛が少ない。恋愛を切り口にしたイベントがあってもよいのではないか。

以上の結果を踏まえ「こんなイベントやったらよさそう!」という声があがり、その場でイベント主催者が決まっていました。ひとりの「こうなったらいいな」を周りの人が盛り上げてかたちにするスピード感は、企業などではあまりない、コミュニティらしさなのかもしれません。

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コミュニティの中にいると、つい似た価値観をもったメンバーと一緒にいる時間が長くなりがちです。そのため、違う意見の人がいることを忘れてしまいそうになってしまいますよね。

しかし、違う価値観をもったメンバーも同じコミュニティを形成する仲間。違う考えを持っているメンバーと全く接することなく過ごすのは、もったいないことかもしれません。

自分と異なる考えを持つ人と、「分からないから離れる」だけではなく「理解するために一緒に過ごす」を選択肢の一つとして持てると、自分の幅を広げることができるかもしれませんね。

クルー会noteの「運営アンケート振り返り」についてはここまでです。次回「活動報告編①」も引き続きありぺいが担当します。パート3の「活動報告②編」パート4の「誕生日本編」はゆうたが書いてくれました。
次回もお楽しみに!

コルクラボでは10期生を募集しています。少しでも興味を持っていただけたらこちらをぜひお読みください。
募集期間は2020年8月15日(土)〜8月28日(金)です。

#コルクラボ #クルー会 #イベントレポート  

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