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自分の「好き」を深めて、「外」とつながる〜コルクラボクルー会レポート《7月編③活動報告②》

自分の「好き」と向き合い、「好き」をアウトプットすることで、「好き」をアップデートすることができる。
コルクラボではこれを「好きのおすそ分け」と呼んでいます。

自分の好きなことについて誰かと話してみたり、表現してみたりすることによって、好きなことの今まで見えていなかった側面に気づいたり、さらに興味・関心が深まっていったりする。
みなさんにも、そんな経験があるのではないでしょうか。

コルクラボでの「好きのおすそ分け」の仕方は多様性に富んでいて、アプローチもイベント・テキスト・動画・音声とさまざまです。

また、コルクラボの部活・プロジェクトの中には、コミュニティ内の活動にとどまらず、「外」とつながり、時に巻き込んで進めていくものも多くあります。

今回のレポートでは、1人ひとりの「好き」を原動力とする部活やプロジェクトの中から、クルー会(※)で報告があった活動を少しだけご紹介します。

このレポートは7月22日(水)のコルラボクルー会のダイジェストです。
3回目の内容は「部活・プロジェクトの活動報告②」。
今月は活動報告が盛りだくさん!
書き手は、ゆうたです。
パート1(運営アンケート振り返り編)パート2(活動報告①編)もぜひ読んでくださいね。


※クルー会とは?
オンラインコミュニティ、コルクラボの月2回の定例会のひとつ。第2週目開催は「ゲスト会」、第4週目開催は「クルー会」と呼ばれています。クルー会では、メンバーがコルクラボの活動として進めているプロジェクトの発表や報告を行います。
(ゲスト会では、毎回テーマを掲げてゲストをお招きし、コルクラボの主宰であるサディこと佐渡島庸平さんとの対談を行っています)

”革命”の流れに乗る!〜映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」応援プロジェクト〜

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映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」応援プロジェクトは、ドキュメンタリー作品が主戦場であり、本作を監督する大島新さんと所縁があるラボメンバーを中心として、制作会社であるネツゲンの方々と協力して作品の魅力を広く伝える取組みを進めています。

プロジェクトメンバーで運用する応援ツイッターアカウントも、その取組みの1つ。

このプロジェクトがスタートしたのは、サディと大島監督とのオンライン対談にて「なぜ君は総理大臣になれないのか」について語られたことがキッカケでした。

「なぜ君は総理大臣になれないのか」は、小川純也議員とその周囲を約17年間に渡って追いかけたドキュメンタリー作品です。

公開当初は都内2館上映からのスタートでありながら、SNSで口コミが口コミを呼び、公開館数が60館(8月7日現在)に拡大されており、動員が2万人(8月3日現在)を超えています。

また8月1日には、全編字幕付きのバリアフリー上映+スペシャルトークが限定配信され、最終的にその視聴者数は2000人を超える盛り上がりでした。
その一方で、映画館上映と限定配信を同時に行うことは、映画業界においては実現することが大変にむずかしい革命的な取り組みだったそうです。

そのような新しい動きを経て、「なぜ君は総理大臣になれないのか」という作品が、今後どのようなムーブメントを起こしていくのか、ラボメンバーがどのように関わっていくのか。
現在進行形のコンテンツに携わるチャンスがあることは、コルクラボでの活動の1つの魅力。
今後も映画「なぜ君は総理大臣になれないか」応援プロジェクトの活動に要注目です。

ロジカルな大人の読書会〜歴史部〜

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歴史部は、歴史小説家 伊東潤さんのファンコミュニティづくりのサポートを、ラボメンバー以外の方々とも一緒に取り組んでいます。
主な活動は、読書会やメルマガ編集、イベント参加などです。

その中でも特徴的なのが「プレビュー読書会」と呼ばれる企画。
プレビュー読書会は、伊東潤さんの刊行前の原稿を読み、ご本人を交えて(!)意見を出し合う読書会です。
作品のテーマやストーリーの構成、キャラクターについて意見を出し合い、ときには参加者から伊東さんに対して、鋭い意見が出ることもあるそうです。

また、読書会での論理的な読み込みを通じて、自分が文章を書くときやプレゼンをするときなど、ビジネスシーンに活用できる考え方が学べるのも歴史部の魅力。
現在計画が進行しているコルクラボ文化祭でも、読書会の開催を検討中とのことで、今後の活動が楽しみです。

本との出会い方を深めていく〜book club〜

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6月に引き続き、コルクラボ最古の部活の1つであるbook clubからも活動の報告と参加者募集のお知らせがありました。

book clubは「本を楽しむ、本で語る。本でコミュニティをつくる。本を届ける」を軸として読書会の企画・運営を行なっています。
もともとはゲスト会の課題本の読書会を企画し、ゲスト会での学びをより深めていこうという試みが活動の起源でした。

現在では課題本の読書会企画にとどまらず、book club参加メンバーが提案する本を題材とした読書会も定期的に開催しています。

分厚い本であったり、なかなか内容の理解がむずかしそうな本であっても、ABD(アクティブ・ブック・ダイアローグ)形式(※)で、みんなで紐解いていく試みも行なっています。

※ABD形式とは、1冊の本を分担してまとめる、発表・共有化する、気づきを深める対話をするプロセスを通して、著者の伝えようとすることを深く理解しようとする読書会形式のこと。

どういう読書会をすると、本を楽しめるのか、学びが深まるのか。

book clubでは、さまざまな読書会の企画や読書会形式を学ぶワークショップなどによって、読書会運営ノウハウもたまってきています。
book clubの活動に参加することで、普段自分では手に取らないような本と出会いながら、本を広く社会に届ける活動に繋げていく楽しみを見つけられそうです。

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オンラインコミュニティと聞くと、閉じている集まりという印象を持つ方も多いかもしれませんが、コルクラボはしなやかに「外」とつながりながら活動するプロジェクト・部活が多くあります。

自分の「好き」をコミュニティの中で磨いて、コミュニティの外でも広く表現していく。そこで持ち帰ったものを、また自分やコミュニティで磨いていく。

コルクラボのプロジェクトや部活は、そんな「実験」ができる場にもなっています。

クルー会noteの「活動報告②」についてはここまでです。次回「誕生日本編」も引き続きゆうたが担当します。ありぺいが担当してくれた「運営アンケート振り返り編」、「活動報告①」もぜひチェックしてみてくださいね!
次回もお楽しみに!

コルクラボでは10期生を募集しています。少しでも興味を持っていただけたらこちらをぜひお読みください。
募集期間は2020年8月15日(土)〜8月28日(金)です。

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